法律のグレーゾーンとは?
出資法と利息制限法について理解してもらえたかと思うので、ここではその矛盾点である、グレーゾーンについて説明していきたいと思います。
上限金利というもの出資法と利息制限法によって異なっているわけですから、当然矛盾点が出てくるのです。

上記の図のように利息制限法には違反しているのだけれども、出資法には違反していないという白とも黒ともつかないグレーゾーンと呼ばれる部分があるのです。
なぜ利息制限法を金融会社は守らないの?
ほとんどの消費者金融会社が、このグレーゾーンと呼ばれる部分に上限金利を設定していました。
その理由は、
- 利息制限法 : 罰則規定なし
- 出資法 : 5年以下の懲役、または1,000万円以下の罰金
つまり罰則規定がある法律は守るけど、罰則規定が無ければ守らないよ・・・というスタンスだったのです。
しかし、これも2006年1月、グレーゾーン金利での貸し付けを事実上認めない最高裁判決が出たこともありグレーゾーン廃止の方向に向かっています。
この流れにより、今まで利息制限法を超えて支払っていた利息の返還請求(過払い請求)なども2007年より活発に行われてきております。
関連する法律について
- 利息制限法について
- 貸付金額によって、上限金利が変わる利息制限法。
この法律は、罰則規定が無くキャッシング会社で守っているところは多くありませんでした。 - 出資法について
- 上限金利を29.2%とした出資法。
罰則規定があるためキャッシング会社はこの法律をベースに自社の貸付金利を設定していました。 - グレーゾーンについて
- 出資法と利息制限法は同じ上限金利について規制している法律ですが、二つの間で定める上限金利が異なるグレーゾーンと呼ばれる部分がありました。
- 支払いすぎた利息が戻ってくる
- 今、残っている借金をすべて帳消しにする方法が・・・。
また利息を多く支払いすぎているとして、キャッシング会社から返還を受けることができる可能性もあるのです。